生きる意味ってなんだろう?
生きている意味ってなんだろう。
そう疑問に思ったことはありませんか?
私はニートだった時期があるのですが、その時に一度考えだしてから、常に頭の片隅で考えるようになりました。
「生きる」という事柄なだけあって、すぐに答えに行き着くわけもなく…
生きる意味って調べてみると、「自分が幸せになることだ」と書いてあることが多いですが、ピンと来ません。
それもそのはずです。
人が「幸せ」と感じることは人それぞれ違うのだから、他人が書いた「幸せ」という定義が自分に当てはまるとは限りません。
じゃあ「私」にとっての幸せってなんだろう?生きる意味ってなんだろう?なんで生きているんだろう?ってずーっと悩んでいました。
何もかも諦めていた時期があった
全てがどうでもいいや~って時期がありました。
それは最初の転職期だったのですが、次の仕事が決まる前に、当時働いていた会社を辞めてしまいまして、なかなか次の仕事が決まりませんでした。
金銭的にも精神的に相当苦しかったです。
その時はもう全てに諦めていて、親より長生きできればそれでいい、その後のことなんてどうでもいい、と思っていて、好きなことを好きなだけしよー!ってな感じで現実から目を逸らしていたんですね。
私は頑張ることより、諦めることを選んだのです。
だってその方が楽だったから。
本当は頑張らないといけないって気づいていたけれど、自分の力じゃどうすることもできない現実に絶望して、悪い現状を受け入れていました。
でもそのまま見て見ぬ振りを続けていると、だんだん惨めになってくるんですよね。
次第に金銭的にも、精神的にも苦しくなって来たし、「このままじゃダメだ」という不安が押し寄せてきます。
結局、悪い現状をの打破を諦めて、受け入れてしまっている時点で先なんてないんです。
何かやらないと未来なんてありません。堕ちて行くのみです。
でもそれじゃあだめですよね。
だから、何でもいいから、将来に繋がることを1つ考えてやってみよう!って思ったんですね。
とにかく興味が少しでも沸くようなことがあれば、「やらない言い訳」をする前にやってみるようにしました。
何でもいいんです。
料理が上手くなりたい。
絵が上手くなりたい。
体力つけたい。
何かしたいな、上手くなりたいな。あんな風になりたいな。って気持ちが少しでもあれば、実際やってみる。
そして、「これだ!」と思えるものがあれば、それを継続しようと決めました。
そうすれば、いざ振り返ってみて「私何もないじゃん…」と絶望しなくてすむと思ったので。
私の考える「生きている意味」とは
生きている意味。
それは、どれだけ社会に貢献できているのか、どれだけ人の役に立てているのか、から来るものだと思います。
つまり、自分の居場所を見つけること。
興味があることを見つけ、継続することで、周囲を影響を与えるようになります。
例えば絵だったら、こんな上手い絵が描けるんだ、すごいな、私も描いてみたいな、と思ってもらえるぐらいに上手くなったとしたら、それはもう自分だけの趣味ではなくなっているんです。
自分自身、「絵が上手くなりたい」という感情は誰かの絵を見て産まれたものですよね。
その思いから成長して、今度は自分が影響を与える側になる。
自分の存在のお陰で、笑顔になったり、幸せになったり、周囲に影響を与える存在になった時点で、それは「自分の居場所」「生きている意味になった」と私は思います。
最後に
私自身、今現在誰かの役に立ててるなんて思っていません。
でも、いつか今までしてきたことが、間接的に誰かの救いになることがあるかもしれない。
欠片のような希望かもしれないけど、今まで生きて来た中で、身近な人で誰かしらから影響は受けているはずですよね?
しかし、影響を与えた当本人はそんなこと知る由もないです。
自分では感知していないところで、知らぬ間に影響を与えているってことは多いと思います。
いい意味で、「影響を与えられる人間に成長すること」こそ「生きる」ってことなのかと思います。