上手く人間関係が築けない?そんな時は周りの人を褒めよう!
人を褒めることはコミュニケーションを取ることにおいてとても重要なことです。
特に仕事をしていくなかで、褒めることができる人と、褒めることができない人とでは、大きく差が出てきます。
人を褒めることができる人は、人を喜ばせたり、さらに上へと引っ張ることができる人、ということです。
解りやすいたとえで言えば、落ち込んでいる時。
落ち込んでいる時に褒めてもらえると、なんか少し心が軽くなった経験はありませんか?
救われたな、助かったなって感謝すると思います。
褒めた相手が感謝してくれると、そのプラスの気持ちをしっかり返してくれるんですね。
このサイクルがとても大切です。
人を褒めることができるようになるということは、自分自身を引き上げるということなのです。
今回は、褒める時のコツについて紹介したいと思います。
2つのパターンの褒め方がある
褒め方には大雑把に分けて2つのパターンあります。
1. 外見などの、目で見て解りやすい部分を褒めること
2. 内面を褒めること
一度考えてみてほしいのですが、外見を褒めるのと、内面を褒めるのと、どっちが褒めやすいですか?
おそらく大多数が1の外見だと思います。
深く相手のことを知っていなくても、気軽に褒めることができるからです。
例えば、服装とか、髪型とか、アクセサリーとか見て「めっちゃ似合ってますね」「可愛いですね!」「カッコいいですね!」って簡単に褒めることができますし、何より話題に出しやすいんですよね。
内面を褒めるのが苦手だなあという方は、まずは外見から褒めるようにしてみてください。
褒められる部分を見つけられるスキルの上達の仕方
何事もまずは経験です。
仕事だって最初は何もできなかったけど、経験を積んでできるようになりましたよね。
だから褒めることも同じなんです。
私の場合は毎日誰かしら褒める癖をつけるようにしました。
最初は上記のように髪型や服装といった褒めやすいところから褒めるようにして、それを毎日継続していると習慣化されていきました。
すると自然に相手の内面の良さが見つけられるようになったので、まずは職場に行ったら2~3人は必ず褒めることを習慣化してみてください。
ただし、思ってもいないお世辞は言わないでください。
絶対に後々ボロが出ます。
褒められた側って結構記憶に残ってるものなのですが、思ってもないのに無理して言った側ってすぐ忘れちゃうんですよね。
だから、忘れた頃に不審がられるようになってしまって、あの人は適当に褒める人なんだってレッテルを張られかねません。
なぜ褒めることが大切なのか
褒められたらどう感じますか?
例えば、常日頃から気をつけていることを褒められたら、やってきた甲斐があったな、と嬉しくなりますし、自分では気づかなかった良いところの新しい発見もできます。
褒められるってことはつまり、肯定されている、ということなので、自信がつくようになるんですね。
自信がつけば、ポテンシャルを充分発揮できる状態になるわけだから、仕事が捗って効率がよくなっていきます。
そうすると次第に、この人良い人だなあ、付いていこうって感じで、人が集まってくるようになります。
そして気付いたら集まってくれた人たちの上に立つようになっているんです。
人を褒めて相手を上に引き上げることで、自分も引き上げてもらうという関係性を構築きるのです。
自分が褒められたらどうしたらいいのか
褒めることを継続していると、自分もたくさん褒められるようになります。
その時にどう反応したらいいのか。
人を褒めるときって、最初は必ず心がストッパーをかけてしまうんですね。
変な目で見られたらどうしよう、とか、嫌われたらどうしよう、といったネガティブな気持ちが巡ってきてしまって、なかなか褒めることができません。
でも褒められたということは、相手が心のストッパーを越えて褒めてくれているということをまずは認識してください。
そして素直に、「ありがとうございます」と受け入れること。
受け入れないで、「いやいや全然そんなことないですよ」と、褒められたことに対して否定してしまうと、相手が傷ついてしまったり、イラつかれたりしてしまう可能性があります。
そうなってしまうと、もうこの人のことは絶対に褒めないってなってしまいますよね。
自分で居心地の悪い環境を作ってしまう事になります。
そうならないためにも、
褒められたら、まずは素直に受け止めること。
「ありがとう」と感謝し、褒められたことを噛み締める。
そして、相手を褒め返す。
お互いが褒め合うことで、お互いを引き上げることができる。
褒めること、というのは、生きて行く上でとても重要なスキルです。
もし、人間関係の構築が上手くできなかったり、自分に自信が持てないという人は、まずは相手の外見から褒めて、それを継続することが大切です。