マルチタスクよりシングルタスクの方がいいの?シングルタスクの鍛え方について紹介してみた。
ポモドーロ・テクニックってご存知ですか?
人間が何かに集中するときは60分~90分が最大です。
その時間がが過ぎてしまうと、ガクッと集中力が落ちてしまいます。
しかし、「ポモドーロは25分だけ集中する」というように、わざと短くすることで高い集中力を維持できます。
25分集中して、5分休憩する。
この25分間の間は、1つのことだけに集中すること。
あれもやる、これもやる、ではなく一点集中です。
マルチタスクは集中力が下がりやすいと科学的にも証明されているため、推奨しません。
マルチタスクはなぜダメなのか
マルチタスクは集中力が分散されてしまいます。
それなのに、電話がかかってきたり、周りの人から話しかけられたりすると、分散している集中力が、さらに分散してしまいます。
自分の職場の環境とかストレスとか、プライベートでフラれてしまったとか、そういう外部からの影響に振り回されてしまって仕事や勉強が手につかなくなる可能性が非常に高いです。
なので、マルチタスクをするよりも、1つのことが終わるまで集中する、シングルタスクの方が結果的には効率が良くなります。
邪魔をされない状況を作る
シングルタスクだったら外部からの影響を受けないのか、というわけではありません。
マルチタスクほど集中力は分散されませんが、シングルタスクでも分散はされてしまいます。
ではどうしたら集中できるのか。
それは邪魔されない環境を作ることです。
集中力が切れる原因は、主に2つに分けることができます。
1. 外部からの影響
2. 自分自身からの影響
1つ目の外部からの影響は、先ほど記述したように、急に話しかけられたり、電話がかかってきたりといった影響ですね。
資格などの勉強をプライベートでするときには、スマホの電源落としたり、周りから話しかけられない環境で勉強するといった対策が取れます。
しかし、問題は仕事です。
仕事をしていると、このような環境を作るのは不可能に近いです。
一応の対策としては、朝早めに出社して、影響を受けるような状況になる前に集中して重要な書類を作成する、といったことしかできないです。
2つ目は自分自身からの影響です。
嫌なことがあってネガティブに考えてしまう、という場合ですね。
ネガティブになりやすいタイプの人っていると思うんです。
私もなりやすいタイプです。
一旦ネガティブになってしまうと、全く集中できなくなってしまいますよね。
でも「あ、今私ネガティブになってる」って受け入れてあげると集中できるんです。
「私はネガティブじゃない」って受け入れないで跳ね除けようとすると、跳ね除けることに集中してしまって、結局一番集中しないといけないことが疎かになってしまうんですね。
だから、一度ネガティブな気持ちを自分の中で受容して、それから集中しなければいけないことに目を向けて、ポモドーロ・テクニックを行ってみてください。
まとめ
マルチタスクとはつまり、何事にも集中できていない状態、と言い換えることができます。
なので効率的に仕事や勉強を行いたい方はシングルタスクを鍛えましょう。
シングルタスクを鍛えるには、ポモドーロ・テクニックを続けることです。
ポモドーロ・テクニックを続けて行くと、自分が集中したいことへ、集中力のコントロールができるようになっていきます。
なのでまずは、25分集中して、5分休憩する。というサイクルを継続してみてください。