退職したい!でも引き留められてしまった…そんな時に考えるべきたった1つのこと
もう仕事を辞めようと思っているけれど、引き留められてなかなか辞められない経験をしたことはありますか?
早く辞めたかったのに、新しい人が来なくて辞める機会を失ってずるずる続けてしまって、「いつ辞められるんだろう」という状況になってしまっている。
強引に辞めてしまったら他の人達に迷惑が…と思ってなかなか辞められないかもしれません。
今回は強引に辞めてもいい職場か、提示された退職期間までしっかり働くべき職場か、の見分け方についてまとめてみました。
1. 一般的な退職までの期間
一般的には退職するまでの1ヶ月前までに申し出る必要があると言われています。
新しい人を募集して、教育や引き継ぎをするのに大体1ヶ月はかかると言われているからです。
しかし、1ヶ月で辞められるのであればまだいい方です。
実際は新しい人が全く来ないから、3ヶ月、半年後、1年後までは残ってくれと会社側が長い期間の条件を出してくることが多いです。
でもそれは、会社側が強要するものではなく、あなたが決めることです。
本当に辞めたかったら、会社側が何と言おうと、辞めてしまっても構いません。
「今まで一緒に働いてきたみんなが困ってしまうから自分勝手なことはできない」という気持ちになってしまい、ずるずると続けてしまう場合もありますが、自分自身が嫌で仕方ないのであれば、気にせず辞めましょう。
ただ、自分を押し通して辞めた方がいい場合と、配慮したうえで辞めた方がいい場合があります。
2. 配慮した方がいい場合
「退職したいんだけど、みんなに迷惑かかってしまう」
こんな気持ちになってしまって、なかなか辞めることを言いだせない優しい人もいると思います。
こうなってしまった時に考えるべきことは、人間関係です。
職場の人間関係が良く、プライベート等でも良く遊ぶようであれば会社の提示期間に従って退職した方が後腐れもなく良いと思います。
会社を辞めてからも続く人間関係ってそう多くはないです。
そこまで仲がいいのであれば、その縁は大事にした方が巡り巡って自分に帰ってきます。
しかし、 「今とてもつらいけど、仲が良いしもうちょっと頑張ろう」と、無理して続けてしまって心身に影響が出てしまっては元も子もないので、周囲が理解を示してくれているのであればすぐ辞めてしまってもいいと思います。
3. 配慮しなくてもいい場合
逆に人間関係が悪かった場合は配慮なんてせず、すぐに辞めてしまいましょう。
会社側の従業員に対しての対応も悪いならなおさらです。
もし、「辞められたら人手不足になってしまう。こっちの迷惑も考えろよ」みたいなことを言われても、人手不足は会社側の責任だし、 辞めたいと思わせるようなマネジメント力のなさも会社の責任です。
よほどポストが上じゃない限り1人やめたところでそんなに変わりません。
もしあなた1人辞めただけで、回らなくなってしまう体制の会社なら、その会社の体制がおかしいし、その状況を放置してた上の責任です。
何を言われようが気にせず辞めてしまいしょう。
あとは、出社すると体調や心の調子が悪くなるなら、すぐに辞めて良いと思います。
会社からの提示期間を無視して辞めることを社会人として無責任と言われるかもしれません。
でも、もし死にたいと考える程限界だったら、自殺してしまったら。
「社会人として役目を全うした!偉い!」なんて言う人が果たしているでしょうか?
「そこまで追い詰められてたんだったら会社なんて早く辞めればよかったのに」と言うのではないでしょうか?
私はそんな人の方が無責任だと思います。
会社はあなたのことを大事にはしてくれません。
あなた自身が大事にするしか身を守る術はないのです。
4. やる気がないのに続けても人件費の無駄
無理に引き留められてもまともに仕事ができません。
会社側が、「あなたがいてくれないと困るの!お願いだからやめないで!」という姿勢なら、もうちょっと頑張ろうかなという気持ちにもなるし、実力も発揮できる状態だと思います。
しかし、「1ヶ月で辞めるなんて許さん!最低3ヶ月は働いてもらうぞ!」という姿勢だったらやる気なんて出ないし、居心地も悪いですよね。
こんな環境の会社だと辞めたらもう関係ないし、どんな顔して働いていいか分かりません。
気持ちがスッキリしないでモヤモヤしながら働いていても、いつも通りの仕事なんて絶対にできません。
そんな状態の人に給料を支払うぐらいなら、早く新しい人雇った方が人件費の無駄にならないと思うんですよね。
なので、会社の為にも早く辞めてしまいましょう!