仕事ができない人のたった一つの特徴!それは自己分析ができていないから
頑張って仕事をしていても、ミスが多かったり、何度も教えてもらっているのになかなか覚えられなくて不甲斐ない思いをした経験ありませんか?
努力しているのに、あまり成果に結び付かないと「私って仕事出来ないなあ」と自分自身にイライラするし、落ち込んでしまいますよね。
でもそれって、仕事が出来ない自分をしっかりと分析できていないからです。
今回は仕事ができない状況に陥りやすい原因についてまとめてみました。
1. 苦手なことを克服しようとしすぎている
なぜミスが多いのか、なぜ覚えられないのか、仕事ができない原因を探してみましょう。
私の場合ですが、コミュニケーションがとても苦手です。
「早く職場の人に慣れないと」という思いが強くて、職場に溶け込むためにコミュニケーションの方に意識が向いてしまって、仕事を要領よくこなす事が出来なくなっていました。
でも、コミュニケーションを意識しすぎて仕事ができないとわかってからは、「とりあえず嫌われてもいいから仕事出来るようになろう」と、意識して働き始めました。
それからは徐々に自分の実力を発揮できるようになっていき、気付けば頼られる側になれています。
頑張っている姿を見てくれている上司もいて、溶け込もうと頑張っていた時よりも人間関係もスムーズに構築できました。
私の例にはなりますが、苦手なことを頑張って克服しようとすると、かえって仕事に集中できなくなってしまい、仕事が出来ない状況に陥ってしまいます。
2. 自分を責めてしまう
仕事を覚えるのが遅かったり、ミスばかりする状況が続いてしまうと、「みんなは普通に仕事が出来ているのに」と、周囲の人と自分を比べてしまい、「私は何をやっても上手くできないダメ人間なんだ」「社会不適合者なんだ」と自分を責めてしまいがちです。
そんな日々が続くと「今日もミスをしてしまうのかな」と、仕事自体が怖くなってしまいます。
ビクビクしながら仕事をしていても「集中できなくて余計ミスが増えてしまう」という負のスパイラルに陥ってしまい、仕事ができない状況が永遠と続いてしまいます。
初めからそつなく仕事をこなせる人も稀にいますが、それは一握りです。
みんな失敗して、試行錯誤して仕事を覚えて行くから、焦らなくても大丈夫。
焦ってしまうと余計ミスは増えてしまうから、ゆっくりでも確実にこなせるよう意識しましょう。
これ以上ミスするわけにはいかない、迷惑はかけられない、と自分に必要以上にプレッシャーをかけてしまうと、普段なら問題なくできるようなことでもできなくなってしまいます。
3. 環境が合っていない
環境が合っていなくて仕事ができない人になっている可能性もあります。
例えば販売職では仕事が全くできずダメダメだったけど、やりたかった専門職に就いてからはダメダメだった自分が嘘のように優秀と評価されたりと、仕事内容と環境でパフォーマンスは変わります。
それを掴み取るためには、自分は何が得意で、何が苦手かを分析し、合う環境に身を置くことがとても重要です。
また、職場の人との相性が悪い場合は、職種は向いているのに仕事はできない、という状況になってしまうこともあります。
職場の人の人間性も自分のポテンシャルを引き上げるための大事なファクターになるので、職場の人との相性はとても重要です。
職場の人との相性が合わないだけの場合は、職場を変えるだけで見違えるように仕事ができるようになることもあります。
その職場の経験のみで、私はもうダメだ、できない人間なんだと自分を責めてしまい、この仕事は向いていないから別の職種へ転職しよう、とするのはとても勿体ないことです。
向いているかもしれない職種を、その経験だけで向いていないと決めつけないで、何が原因で仕事ができないのか、しっかりと自己分析してみてください。
「働き方自体向いていなかった」という場合もあります。
「雇われる」という働き方が合わず、すべて自己責任でお店の経営をしている知人がいます。
『会社だと誰かに迷惑かけてしまうのが苦痛だったし、前からお店の経営をやってみたかったし』と言っていました。
多少貧乏でも、会社勤めしていた時よりも今の環境の方が幸せみたいです。
自分の能力が発揮できる環境と、発揮できない環境は必ずあります。
自分能力に合った環境にいると、驚くほど実力を発揮できるので、自分にはどんな働き方、環境が合っているか考えてみると「職場に出勤して、みんなと一緒に仕事する」という働き方より、自分に合った環境が見つかるかもしれません。
4. 最後に
仕事ができない原因は、自分の特性をしっかりと分析できていないからです。
仕事内容で苦手なことが多かったり、周りの人と相性が悪かったら仕事ができなくて当たり前です。
そして、仕事ができない自分を責めてしまい、仕事ができない状況の深みに嵌ってしまうのです。
苦手なことを克服しようと努力したり、相性の悪い人と無理にコミュニケーションを取ろうと努力するよりも、それらをしなくてもいいような環境で働けるように努力することが、仕事ができるようになるうえで最も重要です。