りふぁちけ!

社会人になってから感じたこと、思ったことを書き溜めていくブログ

仕事を辞める前に考えて欲しい3つのこと

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もう仕事を辞めてしまいたい。

毎日遅くまで残業。休日返上で出勤。パワハラモラハラを受けている。残業代が出ない。

いろいろな理由で仕事を辞めたくて仕方ないと思っている人はたくさんいると思います。

私も転職回数が何度かありますが、辞めるときはたくさん悩みましたし、将来のことを考えて不安にもなりました。

今回は私が辞めようと思ったときに考えたこと、辞めた後に気づいた事をまとめてみました。

 

 

1. 耐えることが素晴らしい事とは限らない

 

今の仕事がどんなに辛くても耐えることを美徳と考えられていますよね。

そんなことで辞めるのは甘い、根性が足りない!と言う人もいるかと思います。

 

ですが、あなた自身が今、とてもつらい状況なのでしたら周囲の人など気にせず辞めたほうがいいです。

 

悩んでいることが周りの人からしてみたら「甘い」ことだったとしても、許容範囲なんて人それぞれです。

 

逆にあなたが平気なことでも周りの人は耐えられないかもしれません。

周りの人が何と言おうと、あなた自身が限界なのであれば、我慢する必要はありません。

 

2. また新人を経験する

 

今の会社で高いスキル、地位を得ていたとしても、転職するたびに新人になります。

 

今の職場ではそれなりに発言力はあるかもしれませんが、次の職場では発言力なんてないので、当然過ごしづらくもなります。

 

新しい職場でのスキルも身につけなければいけませんし、人間関係も最初から構築していかなければいけません。周囲から認められる人というのは、努力しているか、です。

 

今まで築いてきたものを、また1から築き直すことに苦痛や面倒くささは感じませんか?

感じないのであれば、迷わず転職するべきです。

 

今の職場が働きやすい環境ではなくて、転職を考えているのであれば、何故、今の職場は働きやすい環境ではないのか、自分に悪いところは一つもなかったのか、「あの時こうしていればよかった」という思いがあるのなら、次の職場に必ず活かすことが出来ます。

 

逆に1から築き直すことに苦痛や面倒くさく感じるのであれば、よく考えてから転職してください。

今の居心地のいい環境を捨ててでも手に入れたい「何か」が明確にないと、後悔してしまうからです。

 

3. 辞めてよかったと思えるか

 

結局は、辞めてよかったと思えるかが全てだと思います。

少しだけ私のお話しをします。

新卒後に入社した企業がブラックで、身体を壊して1年で辞めたのですが、その1年間は地獄のようでした。

食欲もなくなっていったし、寝れなかったし、とにかく心身共にきつかったです。

 

 

その後に入社した会社は、以前と比べて給料は低かったので、生活水準を下げることになりましたが、辞めて心から良かったと思っています。

 

しかし、「こんな会社いやだ!」「もう辞めてやる!」という思いだけで、勢いで辞めるのではなく、この会社を辞めたら次はこんなことをしよう、 そのためには今からこんな準備をしておこうとか、 充分な計画を練ったうえで、 自分の能力を正しく判断して、再就職の難しさなど考えた上で辞めないとダメだなと思いました。

 

年齢や経験、スキルに作用されるけど、もし自分が辞めた後の就活で苦労するだろうなと思うんだったら、今で頑張れないかじっくり考えた上で、決断した方がいいです。

 

どちらにしろ、自分でしっかりと考えて決めたことなら、例え失敗しても得られるものは多いはずです。

 

それでも何だかよくわからない、決心がつかないなら、とりあえず転職活動だけでもしてみたらいいと思います。

転職活動しているうちに就活の大変さや、他社と比べて自社の良いところなど、見えてくるものもあります。

 

辞めてよかったと思えるかは、辞めてみないとわからない部分もたくさんあります。

 

もしかしたら新しく就職しても前の方がよかったと思う事もあるかもしれません。

隣の芝生は必ず青く見えるもので、単純に青く見えているだけかもしれません。


転職するにしても続けるにしても、自分がどんな生き方をしたいか、が全てだと思います。

 

 

辞めた道、辞めなかった道、どちらの道にも得られるものは必ずあります。

どちらの方がよかったかは自分自身が決めることで、辞めることを「甘え」だとか「勿体ない」だとか、他人が口出しすることではありません。

得られるものの価値の大きさは人それぞれ違うのだから、自分を信じて行動してください。

 

先の分からない将来に不安になって、動けなくなることが一番ダメです。

 

人生は一度きりなのだから、


思うように生きないと、それこそもったいないです。