就活で妥協ができない悩みを解決するたった1つのポイント
就職、転職先を探していて、なかなか妥協できなくて困ったことはありあませんか?
自分の希望が全て満たされている会社って見つかりませんよね。
もし見つけられたとしても、不採用だったり、応募条件を満たしていなかったりで、必ずしも就職できるとは限らないので、妥協は絶対にしなければいけません。
頭ではわかっていても、「後悔したくない」という思いから妥協したくてもできない…
じゃあ妥協しないで自分の希望が全て満たされている会社しか応募しない!ってスタンスでいると面接すら一度もせずに数ヶ月経っちゃったってことになってしまいます。
私もそうでした。
新卒後に入社した会社を身体を壊して辞めてから、体調も良くなったし、生活のために早く就職しなきゃ、と思うものの、妥協ができなくて求人を眺める日々。
何も行動出来ないでいるから、周りの人からは「何もしていない」と思われるだけで、焦りが膨らんで、悩み苦しみました。
ですが、妥協したくないことの中でも、優先順位はあるんです。
でも優先順位を付けることができたらそもそも妥協できないって悩んでないですよね。
それでは、「就活で妥協ができない」という悩みを解決するたった1つのポイントを説明していきます。
1. 妥協できない理由を考える
まず求人サイトや求人誌を一通り見てください。
求人を見ていると必ず、「休日は申し分ないんだけど、給料が少ないな」みたいな「○○はいいんだけど、○○がダメだな」って思うことがあると思います。
○○に当てはまる条件は人それぞれ変わってくると思いますが、「○○がダメだな」と思ったところってつまり、「妥協できないこと」ですよね。
では「妥協できないこと」を1つ1つ書き出して行きます。
- 給料
- 休日
- 残業
- 仕事内容
このように書き出したら、次はそれぞれ「なぜ妥協できなかったか」を考えて行きます。
例えば給料だったら、
・趣味にとてもお金がかかる
・将来が不安だからなるべく貯金しておきたい
といったように、妥協できなかった理由を書き出してみます。
そして次に「妥協しないためにはどうしたらいいのか」についても考えます。
給料が高いところは大体が激務だったり、資格が必要な仕事になると思います。
激務な会社ついては万年人材不足なのですぐに面接までは行けると思いますが、資格が必要な仕事の場合、資格を持っていなかったらまずは資格を取らなければなりません。
このように、就職するまでの手間や就職してからの激務を妥協できるかも考えてください。
給料を妥協するのと、就職するまでの手間や就職後の激務を妥協するのと、どちらを優先できますか?
もし、給料の方が妥協できるなって思ったのであれば、給料が低くて応募を避けたところに応募してみましょう。
2. 他で妥協できないか考える
でもやっぱり給料が低すぎる…って思う人もいると思います。
そんな時は、他の「○○がダメだな」と妥協できなかった求人を見直してみてください。
例えば「給料は申し分ないんだけど、休日がちょっと…」という場合も、先ほどと同じように妥協できない理由と妥協しないためにはどうしたらいいのかを考えてみます。
妥協できない理由としては、
- プライベートな時間を優先したい
- 家族との時間が何より大事
といったように、「自分の時間を優先したい」から休日は妥協できないってことですよね。
では次に、「妥協しないためにはどうしたらいいのか」考えてみましょう。
休日が多いところは大体給料が低かったり、資格が必要な仕事だったりします。
最低限の生活さえできればそれでいい、という場合は給料を妥協できますが、今回は給料が低いことを妥協できない、というケースなのでこれは当てはまりませんね。
「休日もしっかり休めて、給料もそれなりにほしい」
この希望を満たすには、「残業で給料を水増しする」という方法があります。
平日は夜遅くまで働くけど、休日はしっかり休めるから家族の時間を取ることもできるし、給料もそれほど悪くない。
残業することを妥協することによって、給料と休日は希望を満たすことができます。
3. 妥協する数を減らすよう考える
1つ1つの妥協したくないことを深く掘り下げることによって、妥協できることの優先順位も見えてきます。
つまり、2を得るために(今回で言うと給料、休日)1を妥協する(残業)ということです。
もし、残業なんてしたくない!定時で帰りたいし休日も給料も多くないと嫌だ!という人は、先ほど2つの例で挙げた共通点の資格が必要な仕事に就くために、就職までの手間を妥協するといいと思います。
妥協する数をできるだけ少なくなるように考えてみると、妥協したくないことの中でも、簡単に優先順位を決めることができます。
妥協ができなくて就職先を見つけられないと悩んでいる人は一度この方法をお試しください。